[編集] 国立科学博物館，毎日新聞社，NHKプロモーション
[出版社] 国立科学博物館
[発行年] 2008年
[状態] B　2冊組
[コメント] 日本が世界に誇れる金資料と、戦国時代から江戸時代にかけての山梨と金との関わりを、甲斐金山、金の製錬、甲州金という3つの視点から紹介した展覧会の図録
目次
金GOLD 黄金の国ジパング
第1部　金利用の歴史
第1章　金の歴史
第2章　古代日本における金
第3章　仏教と金
第4章　金泥経「金光明最勝王経」の復元
第5章　中尊寺と黄金の国ジパング
第6章　黄金の茶室
コラム　安土桃山時代の金箔瓦
第7章　金の貨幣としての利用
コラム　金座絵巻
第8章　近世の金の利用　工芸品にみる金の活用の仕方
コラム　赤胴
第9章A　聖なる金色、俗なる金色　日本近世絵画の場合
第9章B　金と陶磁器
第10章　描かれた黄金の国

第2部　金の科学
第1章　金 GOLD：黄金色に輝く高貴な金属
第2章　金の色
第3章　金を含む鉱物と化学組成
第4章　日本の金山と金鉱石
第5章　金紘床の形成
第6章　金の探査
第7章　菱刈金山　国内唯一の大規模金鉱山
第8章　日本の砂金と金鉱
第9章　オーストラリアの金

第3部　現代の金利用
第1章　現代の金利用
第2章　現代の伝統工芸
第3章　金箔とその制作過程
第4章　電子部品での金利用
第5章　歯科に使われる金合金
第6章　金のリサイクル　都市鉱山
第7章　金メッキ廃液等からの金のリサイクル
第8章　21世紀のゴールドラッシュ　金ナノ粒子
出品リスト

サイズ：29.6×22.4cm　ソフトカバー　143ページ

甲斐金山展
目次
第1章　山梨の金山
黒川金山
黒川金山の粉成作業に使われた道具
信仰の拠りどころ　鶏冠神社
金山の担い手　黒川金山衆の足跡
金山衰退以降の金山衆の行方
〈コラム〉　日本の初期金山　萩原三雄
湯之奥金山
湯之奥金山の金鉱石と汰り滓
挽き臼の色々
汰り分け(選鉱)
〈コラム〉総合調査の経緯と湯之奥金山博物館　谷口一夫
第2章　金の製錬
金の製錬と灰吹法
勝沼氏館跡と金
〈コラム〉金属生産遺跡としてみた甲斐金山遺跡群　その調査あり方　村上隆
第3章　甲州金
甲州金に関する文献
中世の金から甲州金へ
計数貨幣としての甲州金
甲州金製造の担い手
新甲金への吹替
〈コラム〉金貨・甲州金の鑑別　西脇康

サイズ：29.5×20.7cm　ソフトカバー　39ページ