[編集] 高山百合
[出版社] 福岡県立美術館
[発行年] 2018年
[状態] B
[コメント] 戦前期の官展や戦後の日展に出品した代表作や戦争画はもとより、生涯愛着を持ち続けた宗像や新居浜というゆかりの場所を主題とする作品も含めてその画業を再考し、中村研一が生涯追求し続けたリアリズムとはいかなるものであったのかを検証した展覧会の図録
目次
図版
第1章　修業時代　絵描きとしての船出
「子供のころの兄研一」中村琢二（再録）
コラム1「盟友・児島善三郎との出会いとその後」高山百合
第2章　戦前期　光と影の探究
中村研一の自叙伝より
コラム2「戦前の官展出品作品」高山百合
コラム3「中村研一と新居浜、住友」菅春二
第3章　戦争の時代　時代を見つめる眼差し
コラム4「世界遺産に登録された沖ノ島」高山百合
従軍期の随筆より
第4章　戦中から戦後へ　民族服をまとう女性たち
第5章　戦後　身近なものへの眼差し
コラム5「中村研一と小金井」菅春二
第6章　絵画とともに　挿絵と作陶、絵付け
論文・資料
「翳り」菅春二
「昭和期官展洋画の寵児・中村研一　光と影を生きた画家」高山百合
「珠玉の作品　宗像に集結。」宗像市文化スポーツ課
「連携美術展によせて」松永年生
中村研一年譜
中村研一自筆文献再録
中村研一文献目録
作品リスト

サイズ：25.7×18.4cm　ソフトカバー　175ページ