[著者] 関口欣也先生退官記念論文集刊行会
[出版社] 中央公論美術出版
[発行年] 1999年
[状態] B　ジャケット付・少スレ
[コメント] 建築史家・関口欣也の横浜国立大学退官を記念し、直接指導を受けた研究者や文化財修理技術等の門下生たち十二人が、各々の研究成果を献じた論文集。
目次
序　関口欣也博士に論文集を捧げる
日本中世住居の形成と発展　宮本長二郎
鎌倉武士住宅の空間構成 藤田盟児
中・近世高野山における「谷」の構成と変遷　藤川昌樹
北魏洛陽城の仏寺庭園について　王恵君
第二章　寺社の空間
金沢文庫所蔵の八幡宮図の性格　佐藤正彦
平安時代の東寺の堂塔構成　上野勝
−金堂と講堂の性格と形態を中心として−
北京律僧の活動からみた鎌倉の寺院と建築　箱崎和久
−鎌倉時代後期の戒律復興期における一様相−
権力の反映としての寺社造営　光井渉
−東叡山・比叡山の造営を中心として−
第三章　様式と技術の空間
宮殿系厨子における新様式の受容に関する一考察　大野敏
−会津法用寺宮殿の建築様式について−
登り曲折建物における諸問題　金子隆之
−春日大社廻廊の場合−
文化財建造物における保存修理の課題　豊城浩行
−重要文化財若宮神社本殿の保存修理を通じて−
オーセンティシティの概念について　益田兼房
あとがき

サイズ：26.3×18.7cm　ハードカバー　214ページ