[編集] 国立文化財機構奈良文化財研究所
[出版社] 国立文化財機構奈良文化財研究所
[発行年] 2022年
[状態] B　表紙少スレ
[コメント] 戦後から現代までの平城宮跡にスポットライトを当て、あまり紹介されたことのなかった第1次調査をはじめ、昭和の初めから発掘調査を継続してきた東大溝（SD2700）の最新調査（第621次調査）に至るまで、成果をトピックとして取り上げるとともに、発掘調査を支えてきたさまざまな分野の専門家集団、奈良文化財研究所の活動についても紹介した展覧会の図録
目次
ごあいさつ
平城宮跡史跡指定100年と奈文研
COLUMN ならのみやこ 平城京と平城宮
第1部 平城宮跡の調査の歩み
【chapter 1】未来につなぐ平城宮跡保存運動のあけぼの
保存運動のあけぼの
【 chapter 2】平城宮跡 「本格」 調査の黎明北の官衙と宮の範囲確認
平城宮跡 第1次調査
天皇のくらしを支えた北方官衙
木簡がはじめて姿をあらわした土坑 SK219
COLUMN 平城木簡が姿をあらわした日
ごみ捨て穴は古代からの宝の山 SK820
COLUMN "荷札のデパート"、 "木簡の標本棚"
Kamisaka Se
COLUMN 檜扇の綴じ方
COLUMN 土坑SK820から出土した土器
西南隅の確定 保存運動 隼人の楯
COLUMN 隼人の楯のデザイン
COLUMN 平城宮跡と全国の保存運動
【chapter 3】姿をあらわした双子の官衙　調査の深まり
姿をあらわした双子の官衙
COLUMN 平城宮の役所のしくみ
COLUMN 鬼瓦の聖地平城宮跡-
COLUMN 式部省ならではの木簡 【
chapter 4】 平城宮を貫く東大溝 つづく調査いまむかし
東大溝いまむかし SD2700
近年の調査成果
奈良時代と現代をつなぐ東大溝のジオラマ
木樋を現地保存する
COLUMN 文献資料と出土資料にみる人形
第2部 未来につづく平城宮跡
[chapter】 遺跡を整え、活かす 平城宮跡を次世代へ 特別史跡平城宮跡の初期の整備
平城宮跡整備の基本構想案
平城宮跡でのさまざまな遺構展示手法 平城宮跡における復原建築と復原研究
整備体制の変化
平城宮跡の活用と奈文研
調査研究の成果が地域教育に
第3部 奈文研の軌跡
【chapter】文化財をリサーチするクローズアップ奈文研-
企画調整部
文化遺産部
都城発掘調査部
埋蔵文化財センター
COLUMN 航空写真測量と平城宮跡
飛鳥資料館
研究支援推進部
文化財防災センター
COLUMN 史跡指定100周年記念ロゴと平城宮跡公式キャラクター
EPILOGUE
付
平城地区と飛鳥 藤原地区地図
公開施設
奈文研のあゆみ
平城宮跡のあゆみ
展示品リスト
協力機関協力者担当等一覧
参考文献・挿図出典

サイズ：29.7×21cm　ソフトカバー　111ページ