[編集] 和南城愛理, 高野詩織, 川添愛奈
[出版社] 町田市立国際版画美術館
[発行年] 2022年
[状態] B　正誤表付
[コメント] 世界初の写真術であるダゲレオタイプが公表された1839年を起点に、写真の技術が向上し印刷技術として実用化されていく19世紀末まで、版画と写真が支えあい競いあった関係を探る展覧会の図録
目次
ごあいさつ
写真技術史概説　19世紀前半を中心に　三井圭司
小さな肖像 フィジオノトラースと名刺判写真　和南城愛理
『エジプト誌』 を越えて一版画と写真で表されたオリエント　高野詩織
図版
I章 写真の登場と展開
I-1 写真以前とダゲレオタイプ
I-2 カロタイプから湿板方式へ
II章 実用と芸術をめぐる争い
II-1 複製という役割
コラム　バクステロタイプ一写真を偽装した版画　大森弦史
II-2 写真は芸術か?
III章　競い合う写真と版画
III-1 肖像：プライベートパブリック
コラム　肖像写真館の隆盛と写真の産業化　日比谷安希子
III-2 風景：記録と芸術
III-3 報道：主観と客観
資料編
関連年表
版画×写真　主な技法
主要参考文献一覧
作品目録・解説

サイズ：25.7×19.2cm　ソフトカバー　199ページ