[著者] 藤本昌也
[出版社] 住まいの図書館出版局
[発行年] 1998年
[状態] B　ジャケット付
[コメント] 数多くの公共住宅の設計例をもとに、日本の集合住宅の一段面をするどく切り裂く一冊。
目次
集住空間デザインにいま、何が問われているのか
一、集住空間に向けて
多彩な外部空間を求めて　坂出市人工土地計画
これからの都市環境と都市設計　多摩ニュータウンの設計体験から
<超 建築〉への挑戦　広島基町高層団地
二、「住環境」革新への基本戦略
住環境設計のための基本的課題
新しい住環境像を求めて
集住空間づくりの基本戦略
三、大地性の復権
大地性の復権　街づくりの理念と方法を求めて
<大地性>復権のためのノート
四、<民家型構法>の展開
<民家型構法>覚え書き——新しい木造住宅構法の提案と模索
<民家型構法>のマニュアル化に向けて
<民家型構法>の新展開
五、日本の集合住宅
住宅設計思想の変遷　公共住宅の場合
戦後低層集合住宅計画の歩みと課題　地域性を核に、量から償へ
六、まちづくりの視点
コミュニティ空間の演出作法
街並み計画と建築の役割
多摩ニュータウン21住区「景観計画」作法考
コープ協活動、活性化への提言
設計・計画事例
初出一覧・図版出典
[栞(しおり)]
「粉々の破片の彼方に霞む集合住宅地の夢」井出建

サイズ：18×12cm　ハードカバー　323ページ