[編集] 兵庫県立美術館
[出版社] 兵庫県立美術館
[発行年] 2002年
[状態] B　表紙少スレ
[コメント] 20世紀を通して「美術館」がどのような役割を果たしてきたかをふりかえる展覧会の図録。近現代美術の作品蒐集や公開展示がどのように求められ、なされたかを約250点の作品や資料、約150点の資料写真によって紹介。
目次
美術館とは何か　開館の意味するものと「美術館の夢」展　木村重信
序　日本の「美術館」をめぐって　速水豊

美術館前史
「美術館」誕生
美術館がほしい　今から百二十年前の夢について　木下直之
日本最初の「美術館」
高橋由一の美術館構想
幻の美術館構想・視覚化プロジェクト1
高橋由一の『螺旋展画　大泉和文，中谷礼仁
写真特集1　博物館の美術館
美術家たちの展示場所（1）
明治の美術館運動と表慶館
国が集める美術と在野の「美術館」
文展の創設と作品買上げ
白樺派の美術館構想
写真特集2　美術家たちの展示場所（2）
大正期の美術館運動と二つの「美術館」
前衛の美術館／中原實の活動と構想
幻の美術館構想・視覚化プロジェクト2
中原實の『ミュゼ・ド・ノワール』考　五十殿利治
西洋美術への情熱
松方コレクションと共楽美術館
松方幸次郎の夢　共楽美術館　湊典子
幻の美術館構想・視覚化プロジェクト3
松方幸次郎の『共楽美術館』　大泉和文
写真特集３　コレクターと美術館
大原孫三郎と大原美術館
写真特集４　第二次世界大戦後の美術館
　　　　　　　　二つの近代美術館
現代美術と美術館
アンデパンダン展と美術館
大光コレクションと長岡現代美術館
写真特集5　美術家たちの展示場所（3）
山村コレクションと再制作作品
山口勝弘の《イマジナリウム》と新しい美術館像
グレーゾーンとしての美術館　コレクション・反コレクション　建畠哲
ある地方公立美術館の30年の活動とリニューアル
関連年表
出品リスト
主要参考文献
謝辞

サイズ：30.5×22.1cm　247ページ