[編集] 松岡正剛，高橋秀元，十河治江，松本淑子，田辺澄江，造本：杉浦康平
[出版社] 工作舎
[発行年] 1988年第6刷
[状態] B　プラスチックジャケット欠　ジャケット付　土星紀付
[コメント] すべての遊星人に贈るブック・コスモス。全ページ漆黒の中に、論文、エッセイ、データ、写真、図像などが綺羅星のごとくちりばめられた「星書」。小口からはアンドロメダ星雲と星座図が浮かび上がる。
目次
回転する宇宙から話がはじまる
宇宙の秩序と無秩序によせて　マルティン・ガードナー
星の進化　星間ガスから中性子星に至る道　林忠四郎
図説　星の光芒のドラマ　重層するH-R図の示すもの
超銀河系　わが銀河は超銀河は端にある　石田恵一
電波天文学　波長21センチの電波があかした宇宙の素顔　森本雅樹
図説　電波天体一覧　振動する宇宙からのメッセージ
X線星　天文学を塗り変えた幅射線　松岡勝
連星　コスミック・アクセラレーターの構造　北村正利
変光星　星学の分岐点にたつ星　北村正利
図説　カニ星雲　宇宙像を一変した爆発する天体
円形宇宙の幾何学　戸田ツトム
太陽　典型的な恒星の全貌　水垣和夫
日蝕　アフリカ皆既日食レポート　宮崎英昭
火星　極冠に雪のふる星　宮本正太郎
木星　謎の大赤班　佐藤健
彗星　氷のような天体の異端者　薮下信
隕石　天体の鍵をにぎるオブジェ　小沼直樹
三角定規と宇宙魂　十川治江
天文精神　宇宙に導かれた精神史　島村福太郎
神学宇宙　トマス・アクィナスの神と宇宙　ハンニバル・ファントリ/内田美恵訳
中国天文学　最初の水の上に浮かんでいた　薮内清
江戸天文学　最初のニュートニアン志築忠雄　中山茂
暦学　歴史をつくってきた天文知識　渡辺敏男
世界の天文台
天文台日記　岡山天体物理観測所の一日　石田五郎
解説　少年のための天文学　斉田博
宇宙への40回のジャンプ　ケース・ブーケ
レンズ　昭和元年からはじまった磨き屋一代　木辺成麿
図説　汎空想生物体系　想像力が生んだ宇宙生命
わが定常宇宙論より　フレッド・ホイル
宇宙線　物質の起源と進化をあかす新しい主役　早川幸男
重力宇宙1　一般相対性理論とは何か　内山龍雄
重力宇宙2　ブラック・ホールと時空構造　富松彰
用語解説　ペーター・ベルグマン
重力宇宙3　宇宙のアイアン・ロード　松岡正剛
特別インタビュー　冥王星の彼方へ　野尻抱影
私はいつも宇宙の各点へ電話をかけている　稲垣足穂
イメージ・コズモスの音と光　荒俣宏
秘義と意識内宇宙　岩井寛
X能力と非理性的知識について　コリン・ウィルソン/荒俣宏訳
オブジェ・コレクション　天文観測機械
遊星の局所から全宇宙へのメッセージ
遊星人へ　バックミンスター・フラー
密教的光明呼吸法　村岡空
われわれはレッスンを受けにやってきた　久保田八郎
見知らぬ宇宙の大きなお方へ　水木しげる
マイムにのせて光のメッセージを　ヨネヤマ・ママコ
異星人として再来する日のために　横尾忠則
ステップは原理的である　内村剛介
二種類の物質　森永純
宇宙二界　大林太良
音たちの溶けゆく彼方へ　高橋アキ
宇宙観・宇宙魂　近藤洋逸
100年にレンズ狂のために　平林勇
体内機械　中嶋夏
合理性の限界　末木剛博
内なる宇宙への旅立ち　大沢正道

サイズ：26.5×18.8cm　ハードカバー　384ページ