[編集] 小林晶子ほか
[出版社] NHKプロモーション
[発行年] 2012年
[状態] B　正誤表付
[コメント] 世界で最も多くアンソールの作品を所蔵するアントワープ王立美術館のコレクションより、素描を含む約50点のアンソール作品をフランドルや同時代の画家の作品と共に紹介し、アンソールの芸術を生み出した写実と幻想の系譜をたどる展覧会の図録
目次
ジェームズ・アンソールとヨーロッパ、ベルギーの美術の歴史　ヘルヴィック・トッツ
第1章　写実と反アカデミスム
アンソールの美術アカデミーにおける古典的描写方法の習得
外光主義
アンソールとブリュッセルの仲間たちによる写実的な静物画と肖像画
画家は近代の真の英雄である
近代生活のイメージ
貧しき人びとの尊厳
第2章　グロテスク絵画に向けて
光の感受性
線の感受性
ジャポニスム
創造手段としてのあやかし
アンソール芸術における死の舞踏とその他の骸骨
仮装
カリカチュア、悪魔、仮面
プリミティヴィスム：いわゆる15世紀の初期フランドル美術の再発見
風刺
資料
アンソール：写実と幻想とグロテスク　鈴木俊晴
ジェームズ・アンソール関連年譜
主要参考文献
関連地図
作品リスト

サイズ：29×22.5cm　ハードカバー　202ページ