[著者] ブルーノ・ゼヴィ，栗田勇訳
[出版社] 青銅社
[発行年] 1966年初版
[状態] C　ジャケット付・イタミ　小口ヤケ・シミ
[コメント] 第二次世界大戦後、技術の驚異的な開発によって爆発的な発展をとげた、今日の豊富な建築を人間的にとらえ直し、いかに建築を見るべきかを具体的にのべた書籍。
目次
空間の表現
1　建築を表す三つの要素
プラン
ファザード
写真
2　空間の様式と時代
ギリシア的人間とスケール
古代ローマの静的な空間
キリスト教的空間における人間の意味
ビザンチンの雄弁
リズムの荒々しい破壊
ロマネスクの韻律法
ゴシックの対照と連続性
十五世紀芸術（カトロチェント）のスケールと法則
黄金の世紀のヴォリュームと造形
バロックの運動性と相互浸透
十九世紀の都市空間
現代の（自由なプラン）と有機的空間
3　建築をどう理解するのか
政治的解釈
哲学的かつ宗教的解釈
科学的解釈
経済的および社会的解釈
唯物論的解釈
技術的解釈
精神生理学的解釈
形式主義的解釈
空間的解釈
4　建築の新しい歴史のために
あとがき
索引

装幀：永井一正
サイズ：21.2×14.8cm　ハードカバー　326ページ