カート
ご利用ガイド
お問い合わせ
 
ユーザー
絞り込む
カテゴリーから探す
ご利用内容から探す
 

色の博物誌 江戸の色材を視る・読む  

色の博物誌 江戸の色材を視る・読む
   
[編集] 降旗千賀子, 加藤絵美, 佐川夕子
[出版社] 目黒区美術館
[発行年] 2016年
[状態] B
[コメント] 緑青、朱など、粒子が際立つ不透明感のある無機系の色材と、藤黄、アオバナ、紅、藍などの透明感のある有機系の色材に着目し、人の知恵と工夫により丁寧に作られてきた色料や絵の具により制作された絵図と版画を紹介した展覧会図録
目次
描かれた透明感と光沢 見ることと描くこと 森田恒之
色材を知って視ること 安村敏信
色材INDEX
1 国絵図
備前国図(慶長)
備中国絵図(寛永)
備前国九郎絵図(元禄)
復元・備前国絵図(元禄)
復元・元禄<備前国絵図>の制作工程
巨大政治地図国絵図 地球的世界の成立と絵図の時代 杉本史子
池田家文庫の国絵図について 倉地克直
国絵図にみる色彩の表現と色材の表現 荒井経
日本絵画における白色顔料 江戸期の絵図に使われている鉛白と胡粉について 早川泰弘
絵図の彩色材料について想うこと 村岡ゆかり
2 浮世絵
鈴木春信と鳥居清長に使用された色材
原作と復刻(立原位貫)
復刻・<山姥と金太郎 煙草のけむり>(喜多川歌麿)摺り順の工程(立原位貫)
浮世絵の青
浮世絵版画の色 錦絵に見る江戸好みの色彩 田辺昌子
立原位貫による浮世絵版画の復刻 吉田洋子
見えない色をみる アオバナと青花紙の青 落合雪野
色材の非破壊検査 浮世絵版画を題材として 下山進
3 色材
辰砂・朱、弁柄・代赭、鉛丹・丹、臙脂綿、紅・紅花、黄土、石黄、藤黄、鬱金、緑青、草汁、群青、プルシアンブルー・ベロ藍、青花紙・藍紙、胡粉、雲母、金箔・金泥、墨
鈴木春信の色の再現
「本朝画報大伝」に記載された色
4 画材
色と質感、浮世絵と国絵図から見えてくるもの 小松英彦
「美術」と「美術館」の隙間にあった色のかけら 色の博物誌 江戸の色彩を視る・読む
資料1 国絵図における色材分析データ抜粋
資料2 浮世絵における色材分析データ抜粋
5 画報書
『天工開物』
『芥子園画伝』
『本朝画報大伝』
『本朝画報大伝』抜粋 翻刻文
『本朝画史』
『画筌』
『絵本倭比事』
『物類品隲』
『漢画独稽古』
『画本彩色通』
『錦絵の影と摺』
画法書解説
画法書にある色材名
出品リスト

サイズ:25.3×18.5cm ソフトカバー 227ページ

[状態説明]

  1. 美本
  2. 古本としては標準的な状態
  3. 多少の経年劣化(ヤケ・シミ等)はあるが、発行年を考えると許容できる範囲
  4. 状態は良くないが、通読には支障のないもの