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戦後日本デザイン史 内田繁  

戦後日本デザイン史 内田繁
   
[著者] 内田繁
[出版社] みすず書房
[発行年] 2011年
[状態] B 帯付・背少ヤケ ジャケット付
[コメント] インテリア・デザインの第一人者が、グラフィック・ファッション・プロダクト・インテリアなど諸領域にわたるデザインの歩みをえがいた通史。
目次
はじめに 瓦礫の山を越えて
第一章 戦後デザインの出発――50年代
焼け跡の占領下から
進駐軍のデザイン
デペンデント・ハウス
デザイン運動の黎明期
日本デザインコミッティー
グッドデザイン
無地はスマートか
集団化するグラフィック・デザイン
日宣美
グラフィック55
デザインの社会的発展
Gマークの発足
毎日産業デザイン賞
戦後の製造業とデザイン
1951年 日本のプロダクト・デザイン元年
日本人の生活を変えたプロダクト
インダストリアル・デザイナーの登場

第二章 工業化社会への疑問 60年代
高度経済成長の余波
もはや戦後ではない
アメリカン・ウェイ・オブ・ライフ
新たな消費社会の形成
工業化社会の矛盾
世界デザイン会議
東京オリンピック
夢の超特急
国立屋内総合競技場 丹下建三
ビジュアル・コミュニケーションとアートディレクター
ペルソナ展 若者たちの嵐
《空間から環境へ》展
インテリア・デザインの自立
倫理的な秩序としての内部空間 岩淵活輝の登場
ポップアートによる軽やかな空間表現 境沢孝の挑戦
ミニマリズムと価値の転換 倉俣史朗の活躍
パラダイムの変換
世界を揺るがした1968年問題
ラディカリズム 工業化社会から情報化社会へ
アンダーグラウンド演劇とポスター
日宣美解散

第三章 工業化社会から情報化社会へ 70年代
戦後の終わり
沖縄の本土復帰
日中国交回復
日本列島改造論
オイルショック
政治倫理の改革
大阪万博EXPO70
マスタープラン
アーバンデザインからマスターデザイン
お祭り広場
未来都市としての万博と景観計画
岡本太郎と太陽の塔、未来空間
お祭り広場の装置と芸術家の参加
企業戦略とアートディレクター
街化された百貨店 西武百貨店の文化戦略
ものから現象へ パルコのイメージ戦略
美の追求 資生堂のデザイン
物語の夢 サントリーの広告
インテリア・デザインのゲリラ的展開
フジエ・テキスタイルと北原進
バルコンと内田繁・三橋いく代
バー・ラジオと杉本貴志
アートコレクターの家と植木莞爾
ランブリング・ホームと森豪男
失われたカオス
インサイド・ゼミ
東京デザイナーズ・スペースと《ONE DAY ONE SHOW》
70年代のファッション・デザインの動向 高田賢三・三宅一生
DECOMAS委員会とCIの普及
ライフスタイルとパーソナル化へと向かうプロダクト
70年代の社会と産業の動向
団塊の世代のライフスタイル
メーカーの組織力とプロダクトの変化
新しいゲームの誕生

第四章 デザインの多様性 80年代
バブル景気とその時代
日常性の喪失 バブル期のデザイン
多様なる実験
複雑に交差するグラフィック・デザイン
デジタル時代前夜
田中一光の牽引力
サブカルチャーと雑誌の躍動
挑戦しつづけるインテリア・デザイン
多様性への挑戦 拡大する時代の要請
ホテル イル・パラッツォのコラボレーション
「連続した時間」「切断された時間」 飲食空間とブティック
ファッション・デザイナーとの対話
三宅一生と倉俣史朗
山本耀司と内田繁
コム・デ・ギャルソンと河崎隆雄
高田喜佐と三橋いく代
文化推進力としての家具デザイン
KAGU東京デザイナーズ・ウィーク’88
日本人にとっての家具デザイン
世界に躍進したファッション・デザイン
プロデュースされた流通とプロダクト
新しい流通の台頭
無印良品とアクシス
組織化されたプロダクト

第五章 環境の時代に生きるデザイン 90年代〜2010年
ポスト・バブル社会のデザイン
日常へのまなざし
三宅一生の周辺から
プリーツ革命
ものづくりの原点を問うことから生まれる衣服
広がるグラフィック・デザイナーの領域
デジタル隆盛のなかで
商品開発とコミュニケーション・デザイン
ローカリズムとグローバリズムの間で
茶室から見えるもの
ミラノサローネの真価とは
環境の時代のニューインダストリー
サステナブルとユニバーサル
インディペンデント・デザイナーたちからの提案
ポストバブルの都市とデザイン
変化する東京の風景
地域開発とデザインマネジメント
戦後のデザインが貫いたもの
SO+ZO展の意味

終章 人間のためのデザイン
デザインとは何か
デザインと文化人類学
モノ至上主義からの脱却
「モノの論理」から「関係の論理」へ
21世紀のデザインのあり方
「弱さ」という感覚世界のデザイン
変化 微細 いま
これからのデザイン
人間・社会共同体・関係
デザイン・情報・イメージ
デザイン・環境・技術

おわりに 「無常観」から「無常美観」へ
「美」は哲学
「わび」というパラダイム

写真提供
人名索引
参考文献 

サイズ:19.5×13.7cm ハードカバー 416ページ

[状態説明]

  1. 美本
  2. 古本としては標準的な状態
  3. 多少の経年劣化(ヤケ・シミ等)はあるが、発行年を考えると許容できる範囲
  4. 状態は良くないが、通読には支障のないもの