[編集] 横浜美術館
[出版社] 求龍堂
[発行年] 2019年
[状態] B　ジャケット付
[コメント] 横浜において生糸貿易や製糸業などで財をなした実業家・原三溪の四つの側面、「コレクター」「茶人」「アーティスト」「パトロン」としての業績に焦点を当て、それらの相互関連を時代背景も視野に入れて探りながら、三溪旧蔵の美術品や茶道具約150件と関連資料で、原三溪の文化人としての全体像を描きだした展覧会の図録
目次
序にかえて　逢坂恵理子
相関略図　三重塔としての原三渓
1三渓前史　岐阜の富太郎
2コレクター三渓
大和文華館の原三渓コレクション　古川攝一
原三渓と古筆　名児耶明
3茶人三渓
原三渓旧蔵の茶道具　水田至摩子
4アーティスト三渓
三渓の芸術性　庭園・建築・美術　北泉剛史
原三渓の建築　歴史的建造物の価値再生という視点から　大野敏
5パトロン三渓
東京国立博物館の原三渓コレクション　近代日本画の購入経緯とその意義　松嶋雅人
資料篇
物我無二　原三渓の美術　柏木智雄
原三渓とチャールズ・ラング・フリーア　書簡に見る二人のコレクターの交流　内山淳子
三渓・原富太郎とフランス‐原輸出店の欧文カレンダーをめぐって　猿渡紀代子
作品解説
原三渓関連年表　長谷川玉緒編
主要参考文献一覧　日比野民蓉編
作品リスト

サイズ：29.7×21cm　ソフトカバー　269ページ