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情報の歴史 象形文字から人工知能まで  

情報の歴史 象形文字から人工知能まで
   
[監修] 松岡正剛
[編集] 編集工学研究所
[出版社] NTT出版
[発行年] 1990年初版
[状態] B 帯付・少イタミ ジャケット付・少スレ・少キズ・少シミ
[コメント] 時代を結び、情報をつなぎ、歴史を編集する前代未聞の情報文化史大年表『情報の歴史』
目次
関係の発見のために
凡例
象形文字から人工知能へ 松岡正剛
1 情報の記録
diagram 1 古代文字の出現と分岐 言語獲得から文字図書館へ
輪郭の発生 BC6000以前 人類は地球を移動し、洞窟で母性と獲物を描く。
文様と図標 BC6000-BC2200 シュメールの都市国家群は、神々と文字を発見する。
意味の保存へ BC2200-BC1200 モーセはエジプトを出て、海の民は情報を運ぶ。
記憶の構想 BC1200-BC600 アルファベットと貨幣があいついで出現する。
2 情報の分岐
diagram 2 ユダヤ教と仏教の間 古代記録術から世界宗教へ
契約と学習 BC600-BC300 ゾロアスター、ブッダ、老師、孔子、プラトン。
記憶の変換 BC300-0 アレキサンダーから始皇帝へ、知識の管理がはじまる。
分岐と伝播 0-299 仏教とキリスト教が、意識と知識の関係を構成する。
変転する世界 300-599 民族世界は揺れ動き、情報はさまざまに分岐する。
知識の交流 600-799 ローマと平城京が嗜好情報でつながる。
情報の自立 800-999 各民族の言語が定着し、各国の情報史が綴られる。
3 情報と物語
diagram 3 美術様式の伝播 遊行物語から機械時計へ
都市と物語 1000-1199 世界気温が上昇して、各地に市場と物語が流行する。
内省か観察か 1200-1299 ハンザ同盟と鎌倉仏教、時計と眼鏡、木活字と製紙工場。
時代の認識 1300-1399 ヨーロッパ5500万人、中国6000万人。デカメロンか太平記か。
回遊する夢 1400-1499 航海と印刷、ルネッサンス下克上。情報が比較されていく。
主観と客観 1500-1599 イエズス会と地動説が世界をまわり、宗教が変質する。
4 技術と情報
diagram 4 情報の蓄積と交流(ヨーロッパ) 古典力学から共同体幻想へ
再生する宇宙 1600-1649 天体情報と人体情報が近づき、世界劇場が人気をよぶ。
構造と運動 1650-1699 最初の計算機が生まれ、情報の合理化に向かいはじめる。
啓蒙の波及 1700-1759 新聞と雑誌が登場し、百科全書が情報を網羅する。
技術と直観 1760-1809 産業革命と宇宙論の進行は、他方で歓楽の情報に走らせる。
速度への挑戦 1810-1939 ナポレオンからモンローへ、資本と鉄道と写真の時代へ。
5 情報の拡大
diagram 5 通信術・映像術・診察術 博覧会から電信電話へ
私有と競争 1840-1859 電信が公共化され、進化論と社会主義が世界を走る。
拡大する情報 1860-1879 リンカーン、明治維新、パリ・コミューン、そして万国博。
国家と企業 1880-1889 電話と電球、労働運動と女性運動が、文化の感覚を変える。
印象の主張 1890-1899 アフリカ分割とアール・ヌーヴォーが、世紀末に同居する。
6 戦争と情報
diagram 6 20世紀思想の迷路 社会主義から複製芸術へ
光速と量子 1900-1909 科学パラダイムの変更から心理の解明へ、物質と人間の接近。
思索と戦争 1910-1919 世界戦争と革命、飛行機と自動車は、何をもたらしたか。
爛熟する文化 1920-1929 世界恐慌の体験、北と南の情報格差、ファシズムの嵐。
経済の問題 1930-1939 世界恐慌の体験、北と南の情報格差、ファシズムの嵐。
7 情報の文化
diagram 7 コンピュータとAI 遺伝情報から電脳都市へ
実存と自由 1940-1949 戦争する人間の本質が問われ、コンピュータが誕生する。
欲望の開発 1950-1959 ポップカルチャーの爆発と、都市と野生の共存への模索。
対立と制御 1960-1969 マスメディアの先行のもと、対抗情報の個性化がはじまる。
環境の変貌 1970-1979 生態系がきしむなか、パーソナルメディアが容量をふやす。
混沌と創造 1980-1989 知識の解体と価値の創造をめぐって、方法の実験が進む。

サイズ:25.8×19.2cm ソフトカバー 433ページ

[状態説明]

  1. 美本
  2. 古本としては標準的な状態
  3. 多少の経年劣化(ヤケ・シミ等)はあるが、発行年を考えると許容できる範囲
  4. 状態は良くないが、通読には支障のないもの