[著者] 向井正也
[出版社] ナカニシヤ出版
[発行年] 1983年
[状態] B　ジャケット付・少スレ・少ヨレ・少キズ
[コメント] 近代主義の建築を歴史的に位置付け、さらにその歴史的な意味を明らかにする、建築における近代主義の特質の理論的究明書。
目次
第一部　発展
第一章　「近代建築」
「近代建築」と現代建築
「近代建築」と歴史的規定
建築的過渡期について
「近代建築」と近代社会
第二章　「近代建築」の成立
起源をめぐって
「分離現象」の問題
アメリカにおける「分離現象」
第三章　発展の特性
過渡期と建築家
近代主義の発生
「近代建築」と「近代芸術」
発展の特性
第四章　アメリカ近代主義の発展
歴史と伝統
「近代建築」と商業主義

アメリカの近代運動
近代主義の展開
第二部　意匠
第一章　「ヴォリューム」について
「ヴォリューム」とは何か
「ヴォリューム」の発生と発展
「ヴォリューム」の意味
補足一　「マッス」と「ヴォリューム」の表示
「ヴォリューム」の表現
補足二　ライト対コルビュジエ
補足三　「ヴォリューム」と「時・空間」
第二章　空間とスケジュール
構成主義的語法
補足四　面体構成について
建築的空間について
建築的スケールについて
第三章　テクスチュア
テクスチュアちは何か
意識の発生とキュービスム
表面処理における視覚的効果
感覚としてのテクスチュア
テクスチュア感覚とキュービスム
テクスチュア感覚と写真
補足五　テクスチュアとキュービスム
第四章　対比
「近代建築」の対比的効果について
形態の対比
テクスチュアの対比
対比的手法の問題
第五章　「近代建築」の特質
極限主義的指向性
劇的効果の追求
アノニマス
ソフィスティケートについて
文献目録
あとがき
索引

サイズ：21.6×15.5cm　ハードカバー　334ページ