[著者] 料治熊太
[出版社] 徳間書店
[発行年] 1972年
[状態] B　函付・少スレ・少イタミ　見返し・小口少シミ
[コメント] 古美術研究家、評論家、料治熊太による日本の土俗面を紹介した書籍。
目次
まえがき
泥っぽい男と女の面の追想
日本民族の成立とその土俗
風化された隼人面
女面の極致美
古代の日本男子の顔
象徴化されたサルタヒコの面
祖神面と笑い
山獄信仰が生んだ天狗面
造型美から見た神面
鬼神の住む国日本
日向の神たちの素性
神の素性と鬼の素性
縄文土偶の顔と土俗面の顔
古俗から見た九州地方
九州の土俗から見た面のあり方
山獄に出没する鬼
北限の地の鬼面
鎌倉の神面と高麗の神面
土俗面の年代判定について
舞楽の二の舞と申楽のうそぶき
申楽の黒尉面と狂言のうそぶき面
神面としての女面
東北地方の古俗と原始能
雨乞いの神面
ある貴人の神面について
猿と狐の古面
動物面の面型いろいろ
跋文にかえて　佃政道
あとがき

サイズ：26.6×19.2cm　ハードカバー　176ページ