[著者] 林昆範
[出版社] 朗文堂
[発行年] 2002年
[状態] B　表紙少スレ
[コメント] 悠久の歴史を有する中国の書物の歴史を紹介した特集号。
目次
「刻写から印刷への進化」巻
一　前言と背景
二　歴史的展開
書物の名称
学問としての書物の領域
「彫刻の書物と文字」篇
三　早期の「書物」
殷商王朝の金文と甲骨文
周王朝の金文と大篆
四　不滅の「書物」
秦王朝の刻石と小篆
漢王朝の石経と隷書
「書写の書物と文字」篇
五　書物の完成
材木簡冊と木牘
織物による帛書
六　紙の書物
魏晋・南北朝時代の紙と書
隋唐朝時代の写本と楷書・巻子・折本
「印刷の書物と文字」篇
七　印刷の登場
印刷の発明
印刷の発達
「宋朝の時代における書物」巻
一　前言と背景
二　印刷の隆盛期
三　宋刊本の出版的属性
官刊本
私刊本
四　宋刊本の地方的属性
四川刊本
浙江刊本
福建刊本
五　冊葉裝と宋刊本の版式
版匡
界行
行款
魚尾
象鼻
耳格
六　書写の延長としての印刷書体
七　狭義と広場の「宋朝体」書体
八　書風による書体デザイン
能書家の個性と書風
書の形態と刊本書体
南宋時代の主な印刷産業の分布図
中国歴代王朝の一覧表
おもな参考文献と図版引用一覧

サイズ：21.5×18.2cm　ソフトカバー　107ページ