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建築家 大高正人の仕事  

建築家 大高正人の仕事
   
[著者] 箕原敬, 松隈洋, 中島直人
[出版社] エクスナレッジ
[発行年] 2014年
[状態] B 帯付 ジャケット付・少スレ
[コメント] みなとみらい基本計画や多摩ニュータウン・マスタープラン、千葉県文化会館の設計や「メタボリズム・グループ」の建築家としても知られる、大高正人の全仕事を紹介した作品集。
目次
はじめに 槇文彦
0 今見る、大高正人の仕事
広島基町・長寿円団地
千葉県文化会館・聖賢堂・千葉県立中央図書館
花泉農協会館
栃木県庁舎議会棟
坂出人工土地
多摩ニュータウンセンター地区・ペデストリアンデッキ
多摩センター駅前広場・ペデストリアンデッキ
南多摩ニュータウン自然地形案
群馬県立歴史博物館
千葉県立美術館
みなとみらい21
三春交流館・まほらホール
三春町歴史民俗資料館・自由民権記念館

1 都市編
論考1 地生えで都市と農村の未来を先取りした建築家、大高正人 蓑原敬+中島直人
第1章 大高正人という人
大高正人はなぜ謎に包まれているのか
大高正人の生き様
大高正人と三春、大高家のルーツ
第2章 建築から都市・農村へのアプローチ
「輝ける都市」の幻想
前川事務所でのユルバニスムの探求
世界デザイン会議と群造形
都市再開発モデルとしての坂出人工土地
広島・基町・長寿園団地と建築家の使命
農協建築と農住都市構想
第3章 都市デザイン、実現の現場と過程
都市デザインの実現に向かう隘路
日本住宅公団と多摩ニュータウン
横浜・みなとみらい21
故郷、三春のまちづくり
第4章 未来の先導者、大高正人
改革者であり続けた大高正人
群造形
人工土地という考え方
都市と自然、農村に関わる問題
「大高都市デザイン」の方法論とその背後の思想
個人的あとがき

2 記録編
大高正人の仕事12章
1 前川事務所時代
福島県教育会館
分離と展開のために
建築の地方性
生活の歴史を映すもの
東京晴海町の高層アパート
都市設計の提案
官庁営繕か民間事務所か
東京文化会館おぼえがき
「東京文化会館」以後
2 群造形
新宿副都心計画(槇文彦と協働)
大手町人工土地計画
新しい都市
理由なき高さ制限
群造形へ
都市再開発の原型
輝く明日の住居 機械時代に蘇る人間的なもの 4つの提案
3 機械的空間・人間的空間
都市環境
千葉県文化会館
特集大高正人1961-1967序文
建築における基礎的な諸条件
メタボリストたちと学んで始めた日本の街づくりと建築
千葉県文化会館の頃 横山敏夫
4 人工土地
坂出人工土地
人工土地で都市を再開発
坂出人工土地計画の意味するもの 藤本昌也
5 農村計画・農協建築
花泉農協会館
片岡農業協同組合
これからの農協建物の設計
農村計画
コミュニケーション・ホールを中心に置く
農村と私
花泉農協会館から 横山敏夫
6 テクノロジーと建築
千葉県立中央図書館
栃木県庁舎議会棟
日本万国博覧会中央ゲート
日本大学生産工学部図書館
この自由さ、この耐力、この量
コンクリートによる現代建築の表現
PAUをも求めて
群の秩序
建築における創造性について
ディテールを考える 野沢正光
7 超建築へ
広島基町・長寿園団地
広島市基町団地・広島県長寿園団地
超高密度住宅空間を求めて
都市生活環境と建築家の役割
構成部材、部品化の意味と目的
広島市基町高層住宅団地 藤本昌也
8 都市土木デザイン
自然地形案
多摩ニュータウン駅前広場・ペデストリアンデッキ
多摩ニュータウン南大沢駅前広場・センターペデストリアンデキ
新しい住環境の探求(対談:大高正人・内井昭蔵)
ランドスケープのデザイン手法 藤本昌也
都市土木におけるデザイン 中尾明
9 傾斜屋根への志向
群馬県立歴史博物館
千葉県立美術館
筑波新都市記念館
洞峰公園体育館
福島県立美術館
独断の理由
「前に向かって、後ろを見る」ことについて
群馬の美術館と博物館と
屋根・石・瓦
建築における近代主義と伝統主義
「風土」へのまなざし 中尾明
10 都市デザインへの挑戦
みなとみらい21
横浜博覧会
国際科学技術博覧会
「科学万博つくば85」の会場計画
横浜博覧会について
みなとみらい21のビジョンは「船の行きかう公園都市」
建築と人間の関係を融和させる 中尾明
「実験都市」としての博覧会 中尾明
11 まちづくり
三春町の実践
三春町まちづくり・三春交流館
まほらホール
三春町歴史民俗資料館・自由民権記念館
三春町民体育館
三春町ダム周辺修景
メタボリストたちと学んで始めた日本の街づくりと建築
地域の風景となる建築をつくる(対談:大高正人・渡辺定夫)
三春のまちづくり
三春町んお新しい学校づくりにかけた情熱
12 われわれは何をめざし、何をやってきたか
島根県川本町元・本町地区再開発計画
近代的コンペと建築家の姿勢
われわれの事務所のあゆみ
再び記念性を
「無伴奏狂奏曲」の終焉を
近代主義の終焉
最近の10の設計
みどりと彫刻のみち
青春の輝きが残った 木村俊彦追悼特別寄稿

3 建築編
論考2 生活世界を構築する 大高正人の求めたもの 松隈洋
序章 建築家を志すまでの軌跡
はじめに
戦時下の青春
戦争で二分された大学生活
ル・コルビュジエ、そして前川國男との出合い
戦後的な明るさの時代へ
第1章 前川國男のもとで 住宅問題から都市へと向かう歩み(1949-1961)
前川國男建築設計事務所への入所
担当した仕事の中で考えたこと
住宅問題の解決と建築の工業化という課題
テクニカル・アプローチの試み
コンクリートによる造形表現の模索
集まって住むこと、都市への眼差し
土木的スケールと人間的スケールとの共存
建築は都市を形づくれるのか
第2章 大高建築設計事務所の仕事 建築から都市へ(1961年〜)
出発点にあったもの
同時代への挑戦と離脱/都市スケールの群造形をめざして
プレファブリケーションによる建築の工業化の追求
農協建築に托した農村都市のユートピア
人工土地構想への取り組み
「超建築」による都市の構築
屋根の造形による風土的建築の実現
三春に結実した地域主義の建築と風景
生活環境をかたちづくる 社会共通資本としての建築をめざして

「大高正人へのインタビュー」 プロジェクト・ジャパン収録
ハンス・ウルリッヒ・オブリスト+太田佳代子
大高正人年表
大高正人の仕事 プロジェクト・データ
あとがき 藤本昌也

サイズ:24.8×19cm ソフトカバー 328ページ

[状態説明]

  1. 美本
  2. 古本としては標準的な状態
  3. 多少の経年劣化(ヤケ・シミ等)はあるが、発行年を考えると許容できる範囲
  4. 状態は良くないが、通読には支障のないもの