[著者] 向井周太郎
[出版社] 美術出版社
[発行年] 2003年
[状態] B　函付　帯付・少ヨレ　2冊組
[コメント] インダストリアルデザイナー・向井周太郎が、1986年に思潮社から刊行した『かたちのセミオシス』を全編復刻し、ドイツ・ボンで開催された展覧会「世界プロセスとしての身振り」の作品30点に、書き下ろしエッセイ「かたちの誕生―身振りといのち」を新たに加えた著作集と、コンクリート・ポエトリーのアンソロジーを収録した別冊の2冊組。
目次
1
かたちの誕生　身振りといのち
現像の崩壊
2
太陽残像
擬態　眼状紋の謎
負の擬態　迷像
両義像　意味の空隅
螺旋　全義像
樹景　潜像
緑蔭空間　想起像
夢遡行　念像
観る　共感像
地景　遠近像
3
「世界プロセスとしての身振り」
4
椅子の夢想・夢想の椅子
モダン・デザイン　その西欧文化としての思想の背景
バウハウス　＜生＞の全体性への問い
原記号としての色と形　ゲーテと近代造形思考との関係から
パフォーマンスの原像　形態形成における負の記号をめぐって
文化をうつ（映・写・移）す文字　近代芸術の革命をめぐって
職業としてのデザイン　「基礎デザイン学」というプロジェクト
デザインの意味の転換と形成　基礎デザイン学からの提唱
あとがき
「世界プロセスとしての身振り」図版出典一覧

サイズ：21.6×21cm　ソフトカバー　332ページ