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近代日本デザイン史 (美学叢書 3)  

近代日本デザイン史 (美学叢書 3)
   
[編集] 長田謙一,樋田豊郎,森仁史
[出版社] 美学出版
[発行年] 2006年
[状態] B 帯付 ジャケット付・少スレ
[コメント] 明治から現代にいたる、近代日本のデザイン概念の受容と形成を再考した書籍。
目次
はじめ 長田謙一
I. 1860s〜1887 幕末〜明治二〇年《工芸とデザインの混沌》
展望 樋田豊郎
有田磁器の江戸と明治 鈴田由紀夫
万国博覧会の工芸デザイン 陶磁を中心に 伊藤嘉章
「工芸」でも「デザイン」でもなく? 珊瑚樹鉢植置物、生け花、盆栽、そして手芸 大熊敏之
II. 1888〜1912 明治二一年〜明治四四年《近代的工業概念の成立、様式的デザインとの出会い》
展望 森仁史
納富介次郎の産業教育 その理念形成と図案指導をめぐって 山崎達文
明治三〇年代の図案 アール・ヌーヴォーあるいは琳派 土田真紀
明治期のデザイン教育 東京高等工業学校工業図案科の活動 緒方康二
III. 1913〜1923 大正元年〜大正一二年《デザインの岐路 産業と芸術》
展望 土田真紀
日本のアプライド・アート 大正期における工業と美術の再接近 樋田豊郎
氷結せる音楽を創作せんがためなり 山田耕筰の音楽堂構想と川喜田煉七郎の建築計画案 梅宮弘光
大正時代の工芸とユートピア思想 富本憲吉とウィリアム・モリス 木田拓也
IV. 1924〜1930 大正一三年〜昭和五年《デザインのモダニズム》
展望 水沢勉
工芸美術 現代性への試み 田境志保
画家が夢見たモダニズム建築 三岸好太郎のアトリエ 苫名真
建築と美術のあいだ 一九三〇年代から五〇年代の壁画 蔵屋美香
V. 1931〜1937 昭和六年〜昭和一二年《デザイン教育と実践》
展望 柏木 博
東京高等工芸学校と型而工房  森仁史
封印されたバウハウス ―水谷武彦の記憶 長田謙一
東京美術学校デザイン教育略史 吉田千鶴子
VI. 1938〜1945 昭和一三年〜昭和二〇年《デザインとナショナリティ》
展望 長田謙一
体制とデザイン ドイツとイタリアの場合 「デザイニング・モダニティー展」から 遠藤望
「美の国」NIPPONとその実現の夢 民芸運動と「新体制」 長田謙一
山名文夫 デザイナーと戦争 ……矢内みどり
VII. 1946〜1960 昭和二一年〜昭和三五年《デザインの大衆化》
展望 嶋田厚
生活工芸とデザイン 新工芸協会の活動を中心として 諸山正則
戦後のデザイン振興策 Gマーク制度から無印良品まで 青木史郎
転換期としての一九六〇年代 デザインへの疑問、批評、異議申し立て 大竹誠
VIII. 1961〜1975 昭和三六年〜昭和五〇年《高度経済成長期のデザイン》
展望 森山明子
トヨタ自動車のデザイン 森本眞佐男
メディア―デザイン―広告 佐野寛
デザインの受容 あとがきにかえて 樋田豊郎

サイズ:19.5×13.8cm ハードカバー 528ページ
ISBN:9784902078084

[状態説明]

  1. 美本
  2. 古本としては標準的な状態
  3. 多少の経年劣化(ヤケ・シミ等)はあるが、発行年を考えると許容できる範囲
  4. 状態は良くないが、通読には支障のないもの