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国学・明治・建築家 近代日本国建築の系譜をめぐって  

国学・明治・建築家 近代日本国建築の系譜をめぐって
   
5,500円(税込)
   
[著者] 中谷礼仁
[出版社] 一季出版
[発行年] 1993年
[状態] B 帯付 ジャケット付・少スレ・背少ヤケ
[コメント] 近代日本の建築思想を二人の江戸国学者、本居宣長と平田篤胤の思想を手がかりに解明、伊東忠太から丹下健三までの百年を実験的に考察した書籍。
目次
序 中沢新一
はじめに 地図にない言葉を探しに
論文の目的
論文の方法
1章 明治・国学・建築家
ナショナリズム [「内部」 「外部」論理]  幕末から明治へ
「美術」という価値
『日本的なるもの』の「発見」あるいは「発明」
国学にみるナショナリズム「外部―内部」的認識」の変遷
本居宣長 1730~1801
国学的『自然』の特質
平田篤胤 1776~1843
「物語」としての妖怪談
「用——美」の二元論 本居的布置
伊東忠太「篤胤的なもの」の可能性
2章 耐震構造と「自己」という殻
佐野利器登場
耐震構造の歴史
「構造派」とは
佐野利器を通して
「技術主義[実用主義」」の肥大化
外観についての無関心 ものいわぬ規範
「社会的責任の誕生」「日本」資本主義の展開とその諸問題に対処しようとする姿勢
都市より広い領域への飛躍・
本居的布置の制度的実体化
「自己」という殻
分離派までの系譜
「自己」概念の「内部」的特質
3章 「私性」から「神性へ
「自己」とナショナリズムとの相克する観念世界を読み解く
不可視の清らかさ 谷口吉郎を通じて、
分離派批判
清らかな意匠「あるがままの美学」の論理構造
『自然』信仰つくることへの疑い
近代の超克論議に関する簡単なデッサン
「自己」の勃起の果てに 立原道造
「方法論』をとおして
丹下への手紙
「神性」になりきれなかった「私性」
「私性」から「神性」へ戦中期における丹下の意味
MICHELANGELO頌」再訪
仮構された「近代の超克」が生んだもの
「大東亜建設記念造営計画」の意味
4章 何トナク反メタボリズム
東京計画1960まで
民眾論争「MICHELANGELO頌」との連関
伝統論争「篤胤的なもの」
モデュロールとコア・システム
ノリのような建築、東京計画1960以降
ノリのような建築
川添登とメタボリズム
東京計画1960
あとがき
刊行に際して
付 近代「日本国」建築の系譜をめぐる略年表・関連人物ほか解説・主要参考文献

サイズ:21.2×15cm ソフトカバー 261ページ
ISBN:490045186X

[状態説明]

  1. 美本
  2. 古本としては標準的な状態
  3. 多少の経年劣化(ヤケ・シミ等)はあるが、発行年を考えると許容できる範囲
  4. 状態は良くないが、通読には支障のないもの
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