[編集] Miho Museum
[出版社] Miho Museum
[発行年] 2022年
[状態] B　表紙少スレ
[コメント] ソグド人の精神世界の源流を中央アジア・東イランの青銅器時代からひもとき、彼らの本土における芸術と中国、内奥アジアに残した軌跡を、約80件（約100点）で辿る展覧会の図録
目次
ごあいさつ
第一章　翼角聖樹　青銅器時代西アジア・西中央アジアの聖なるかたち
古代説話の原風景　閉じられた小宇宙はありえない
西中央アジア青銅器時代の世界とその周辺
第二章　自然の循環をこえるもの　イランの台頭と精神世界の転換
英雄の諦念
精神世界の転換
第三章　名馬のひらいた道　シルクロードの曙
歴史に現れた中央アジアの国々
古代オリエントの名馬の後裔
帝国時代の中央アジア
第四章激動の時代とソグド人の東漸　石床屏風に残されたパラダイス
シャーマニズムから儒教へ
南北朝の始まりとソグド人の到来
西域人翟育の東魏武定元年墓門志銘と石屏風
翟門生石床の竹林七賢図　北朝における七賢図攷
MIHO MUSEUM 所蔵　石床囲屏門闕に託された物語
第五章　ソグド人の宴　きらびやかな器と装い
藝術というレンズを通して見るソグド人の生活
中国と西方:二つの伝統にはさまれた中央アジアとソグド硬貨の起源-硬貨の中の精神世界
第六章唐代銀器の隆盛と変遷　それはペルシアからはじまった
ペルシアの復活と激動の中央アジア
唐の繁栄と金銀器
第七章　シルクロードのトレンド ユーラシアを駆け抜けた瑞獣たち
吐蕃(チベット)の西域登場　聖樹対獣文の系譜 古代絹織の複合円文　経錦・緯錦と大陸東西の交流
「対鹿連戲獣大円紋緯綾錦絹裂外衣」の保全修整について

サイズ：30×22.8cm　ソフトカバー　292ページ