[著者] 鹿島茂
[出版社] 青幻舎
[発行年] 2017年
[状態] B　帯付　ジャケット付・少スレ
[コメント] 古書愛好家として知られる仏文学者・鹿島茂の所蔵する膨大な西洋古書・版画より、愛らしく楽しい秘蔵のフランス絵本コレクションを紹介した展覧会の図録
目次
フランス絵本文化の後発生およびそれゆえのアヴァンギャルド性について　鹿島茂
1章　子どものための絵本−19世紀の雑誌・絵本と民衆版画
2章　子どもの本の新時代
2章1節　エッツェルの登場−児童図書出版への情熱
2章2節　エッツェルの活躍−児童文学の傑作の誕生
〈驚異の旅〉の挿絵画家たち　石橋正孝
2章3節　作家、P.-J.スタールと挿絵画家ロレンツ・フルリック
3章　モーリス・プテ・ド・モンヴェル−フランスの子どものための絵本
モーリス・プテ・ド・モンヴェルの絵本における時代性　松下和美
4章　20世紀の雑誌とイラストレーターの活躍
4章1節　20世紀初頭の雑誌とバンド・デシネ
4章2節　アンドレ・エレ−モダンへの道
アール・デコとアンドレ・エレの玩具　浜崎加織
4章3節　パンジャマン・ラビエ−動物たちの動く絵本
エミール・コールとバンジャマン・ラビエ　倉方健作
5章　フランス絵本の人気シリーズ
5章1節　『ぞうのババール』
5章2節　ナタリー・パランと「ペール・カストール文庫」
6章　様々な子どもの絵本と子どものイメージ
主要参考文献

サイズ：27.5×22.6cm　ソフトカバー　220ページ
ISBN：9784861526374