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アドルフ・ロース 世紀末の建築言語ゲーム 住まい学大系4  

アドルフ・ロース 世紀末の建築言語ゲーム 住まい学大系4
   
[著者] 川向正人
[出版社] 住まいの図書館出版局
[発行年] 1987年初版発行
[状態] C 帯 カバーヤケ 栞付き
[コメント] いままでベールに包まれていた偉大な先覚者アドルフ・ロースの生い立ち、思想を新たな資料を踏まえてつぶさに検証し、これまでのロース観に新たな一石を投じる書。
目次
第1章 生い立ち
「父」の現像
父亡き後
ウィーン・ドレスデン(1891-93年)
シカゴ博覧会
ニューヨーク
アメリカ人の印象 「プリミティブ・マン」の発見
ロンドンとパリ

第2章 建築家像の形成
世紀末ウィーンの目覚めた人々
欺かれている手仕事のための代弁者
実用品制作の三原則 完全性・誠実さ・固有性
われわれの若き建築家たちへ
オットー・ヴァーグナーへの賛美と批判
工芸批判、正確な装いの求め
増える設計の依頼
カフェー・ムゼウム
豊かさの中の不自由

第3章 装飾と罪悪
結婚、そしてマイホーム
イザドーラ・ダンカン 身体の美
官能性と装飾
無方向感覚の打破 「ヨーロッパ文化」の導入
協力者としてのデザイナー
住宅見学会
もうひとつの「過剰なるもの」
装飾と罪悪
他者からの引用

第4章 古代
闘うダビデとしてのロース
建築における新旧の方向
ウィトルウィウス
豊富な形態言語
作品に現れた古代的形態要素
皇帝記念協会案、ウィーン
ヴィラ・カルマ、モントルー近郊クラレンス、スイス
軍事省のためのコンペ案、ウィーン
ケルントナー・バー、ウィーン
ミヒャエラー・ハウス、ウィーン
クニーシェ紳士服飾店、ウィーン
シュタイナー邸、ウィーン
マンツ書店、ウィーン
フランツ・ヨーゼフ記念堂案、ウィーン
フーゴ&・アルフレート・シュピッツ宝石店、ウィーン
シュトラッサー邸、ウィーン
コンスタント邸案、オルミューツ、チェコスロバキア
パレ・サムエル・ブロンナー案、ウィーン
マックス・ドヴォルジャーク霊廟案、ウィーン
シカゴ・トリビューン・コラム、シカゴ
メキシコの市庁舎案、メキシコ・シティ(推定)
レパートリー・アーキテクトとしてのロース

第5章 空間計画へ
空虚 「もう無い」と「まだ無い」の間で
新しい社会の建設のプロトタイプづくり
1920年代の前衛都市パリ
ル・コルビュジエ
「古典古代」の抽象化
個々の作品に見る空間計画の展開
ルーファー邸、ウィーン
トリスタン・ツァラ邸、パリ
モラー邸、ウィーン
ミュラー邸、プラハ、チェコスロバキア
失われた生活の質を求めて

注釈および図版出典
あとがき 研究回顧を兼ねて

サイズ:17.8×12cm ハードカバー 272ページ

[状態説明]

  1. 美本
  2. 古本としては標準的な状態
  3. 多少の経年劣化(ヤケ・シミ等)はあるが、発行年を考えると許容できる範囲
  4. 状態は良くないが、通読には支障のないもの