[著者] 荒俣宏
[出版社] 平凡社
[発行年] 1988年第2刷
[状態] B　ジャケット付
[コメント] 19世紀・20世紀を中心に、イギリス、フランス、アメリカの挿絵本〈黄金期〉をたどり、100冊の稀覯本から、100人のイラストレーターによる傑作挿絵を紹介した一冊。
目次
近代イラストレーションのはじまり
フランスの銅版画入り書物と寓意紋章本
トマス・ビュイックと木口木版挿絵の流行
「パンチ」誌と戯画の系譜
ロマン派と風景画集
子供の絵本と妖精の絵本

ブックデザインの大衆化と私家本印房の発生
「ポールとヴィルジニ」に見る時代潮流
ギュスターヴ・ドレの世紀
イギリス文芸雑誌のデザイン主観としての美の誕生

ブックス・ビューティフルの理念
挿絵本黄金期をつくった人々
パペとポップ・アート精神
木版画が新しい思潮をつくる

アメリカン・ドリームの絵師たち
アメリカ挿絵界の主役たち
マス・マガジンの美学
古い挿絵本はどのように再発見されたか
索引
参考書籍一覧
掲載書一覧

サイズ：26.4×18.8cm　ハードカバー　240ページ