[編集] 国立国際美術館
[出版社] 国立国際美術館
[発行年] 2013年
[状態] B　表紙少スレ
[コメント] 「反芸術」世代の旗手として知られる、芸術家・工藤哲巳の初期の絵画から、鳥籠や水槽などを使った多彩なオブジェやデッサン、デッキチェアや乳母車を用いた1960年代半ばの作品群、さらにハプニングやパフォーマンスの記録写真や関連資料など、国内外の代表作200点を紹介した回顧展の図録。
目次
工藤哲巳入門　島敦彦

1956-1962　
「反芸術」から「インポ哲学」まで
1962-1969　
「あなたの肖像」から「放射能による養殖」まで
1969-1970　
一時帰国、＜脱皮の記念碑＞の制作
1970-1975　
「イヨネスコの肖像」から「環境汚染　養殖　新しいエコロジー」まで
1975-1979
「危機の中の芸術家の肖像」から「遺伝染色体の雨の中で啓示を待つ」まで
1980-1990
「パラダイス」から「天皇制の構造」、そして「前衛芸術家の魂」まで

工藤哲巳の言葉
「芸術であることを」を必要としない作品
人間不信　存在確認のために」
インスタント・スパーム」
箱」
親愛なるビーレン氏へ（親愛なるヨーロッパ人へ）
アイロンをかけられたペニス
環境汚染　養殖　新しいエコロジー
工藤との対話
鳥籠とコンピュータ・ペインティングの狭間で」
マシーンの概要」
とりカゴについて
精神的還暦を迎えて
天皇制の構造について（分子構造模型による研究）

工藤哲巳の宇宙論(コスモロジー)　中井康之
工藤哲巳の政治性　福元崇志
箱があなたに贈られるとき-工藤哲巳の展開を探る。1962年、パリ　桝田倫広
工藤哲巳、芸術としての力への意志　飯田高誉
工藤哲巳と津軽　池田亨

出品作品一覧
略年譜、展覧会歴、文献
工藤哲巳制作ノート
工藤哲巳作品総目録1955-1988

サイズ：26×18.5cm　ソフトカバー　625ページ