アジアの境界を越えて

[編集] 国立歴史民俗博物館
[出版社] 国立歴史民俗博物館
[発行年] 2010年
[状態] B
[コメント] 古代の出土品や近現代の記録や収集品と比較することで王権が意識した「境界」、人々の活動にあらわれた「境界」など境界の姿を映しだすとともに、現代において境界の持つ意味を考える企画展「アジアの境界を越えて」の図録
目次
第1部 古代の境界
〈古代の境界と移動〉
1 境界の認識
出土資料が語る世界の広がり
南朝の世界
コラム 建康城と瓦
北朝の世界
コラム 三燕の世界
高句麗の世界
コラム 国内城
コラム 平壌城
コラム 壁画古墳
コラム 双楹塚
百済の世界
コラム 風納土城と夢村土城
コラム 百済における墳墓の多様性
コラム 栄山江流域の「世界」
新羅の世界
コラム 瑞鳳塚
コラム 慶州の新羅王陵
コラム 梁山夫婦塚
コラム 溟州下詩洞古墳群
加耶の世界
倭の世界
コラム 古墳時代中期の特質 −王権と威信財−
コラム 稲荷山古墳と江田船山古墳 −王陵と地方首長墓−
王権に天下観と東アジア秩序
コラム 刀剣の授受と東アジア外交
コラム 倭王武の上表文と天下
2 移動の実態
渡来系集落の実態
技術の伝来
墓葬にみる外来要素とアイデンティティ
第2部 近現代の境界
〈近現代の境界と移動〉
1 北方世界:北アジア
国家の進出と集団識別
松前と北方交易
コラム 銅雀台瓦硯
江戸時代の北方系住民のイメージ
コラム 『夷酋列像図』
コラム 『北夷分界余話』所収のアイヌ、ヌメレンクル・ヲロッコ像
コラム 江戸時代の日本の北方地図
元明時代のアムール、サハリン統治
コラム 函館本『永寧寺記』拓本と『重建永寧寺記』拓本
清時代のアムール、サハリン統治
コラム クロテン
コラム 蝦夷錦
コラム 清(満州)の北方住民に対するイメージ
近代国家の支配と住民の「先住民族」化
コラム シュレンクとマークによる民族調査
コラム 近代国家の開発政策と先住民族 −旭川のアイヌ民族の事例から−
北方諸民族の世界
ナーナイ、ニヴフ、アイヌの衣装の相違
コラム 魚皮衣
移動手段 −夏は舟、冬はそり−
生産用具 −高度に発達した毛皮獣狩猟のための用具−
シャマニズム −狩猟儀礼とシャマニズムに現れる民族伝統−
コラム ナーナイのセウェン
コラム 2種のクマ儀礼
コラム シャマンの太鼓と帯
2 南方世界:東南アジア
モン族の世界
コラム 現代におけるモンの移住
コラム ラオス難民
コラム 銀と少数民族
コラム ケーン(qeej.qheej)・蘆笙
ミエン族の世界
コラム 焼畑の世界
コラム 大堂画(十八神像)
ラフ族の世界
コラム ラフ族のキリスト教への改宗
コラム ラフが代々南に下ってきた話
論考篇
東アジア古代の王権・王陵・境域 東潮
5世紀以降の倭と朝鮮の国際関係 仁藤敦史
越境の社会史 モン(Hmong)の移住・焼畑耕作・銀をめぐって 谷口裕久
ユーミエン(ヤオ)の生活と文化 片岡樹
協力者・展示プロジェクト委員
サイズ:29.6×20.8cm ソフトカバー 215ページ
[出版社] 国立歴史民俗博物館
[発行年] 2010年
[状態] B
[コメント] 古代の出土品や近現代の記録や収集品と比較することで王権が意識した「境界」、人々の活動にあらわれた「境界」など境界の姿を映しだすとともに、現代において境界の持つ意味を考える企画展「アジアの境界を越えて」の図録
目次
第1部 古代の境界
〈古代の境界と移動〉
1 境界の認識
出土資料が語る世界の広がり
南朝の世界
コラム 建康城と瓦
北朝の世界
コラム 三燕の世界
高句麗の世界
コラム 国内城
コラム 平壌城
コラム 壁画古墳
コラム 双楹塚
百済の世界
コラム 風納土城と夢村土城
コラム 百済における墳墓の多様性
コラム 栄山江流域の「世界」
新羅の世界
コラム 瑞鳳塚
コラム 慶州の新羅王陵
コラム 梁山夫婦塚
コラム 溟州下詩洞古墳群
加耶の世界
倭の世界
コラム 古墳時代中期の特質 −王権と威信財−
コラム 稲荷山古墳と江田船山古墳 −王陵と地方首長墓−
王権に天下観と東アジア秩序
コラム 刀剣の授受と東アジア外交
コラム 倭王武の上表文と天下
2 移動の実態
渡来系集落の実態
技術の伝来
墓葬にみる外来要素とアイデンティティ
第2部 近現代の境界
〈近現代の境界と移動〉
1 北方世界:北アジア
国家の進出と集団識別
松前と北方交易
コラム 銅雀台瓦硯
江戸時代の北方系住民のイメージ
コラム 『夷酋列像図』
コラム 『北夷分界余話』所収のアイヌ、ヌメレンクル・ヲロッコ像
コラム 江戸時代の日本の北方地図
元明時代のアムール、サハリン統治
コラム 函館本『永寧寺記』拓本と『重建永寧寺記』拓本
清時代のアムール、サハリン統治
コラム クロテン
コラム 蝦夷錦
コラム 清(満州)の北方住民に対するイメージ
近代国家の支配と住民の「先住民族」化
コラム シュレンクとマークによる民族調査
コラム 近代国家の開発政策と先住民族 −旭川のアイヌ民族の事例から−
北方諸民族の世界
ナーナイ、ニヴフ、アイヌの衣装の相違
コラム 魚皮衣
移動手段 −夏は舟、冬はそり−
生産用具 −高度に発達した毛皮獣狩猟のための用具−
シャマニズム −狩猟儀礼とシャマニズムに現れる民族伝統−
コラム ナーナイのセウェン
コラム 2種のクマ儀礼
コラム シャマンの太鼓と帯
2 南方世界:東南アジア
モン族の世界
コラム 現代におけるモンの移住
コラム ラオス難民
コラム 銀と少数民族
コラム ケーン(qeej.qheej)・蘆笙
ミエン族の世界
コラム 焼畑の世界
コラム 大堂画(十八神像)
ラフ族の世界
コラム ラフ族のキリスト教への改宗
コラム ラフが代々南に下ってきた話
論考篇
東アジア古代の王権・王陵・境域 東潮
5世紀以降の倭と朝鮮の国際関係 仁藤敦史
越境の社会史 モン(Hmong)の移住・焼畑耕作・銀をめぐって 谷口裕久
ユーミエン(ヤオ)の生活と文化 片岡樹
協力者・展示プロジェクト委員
サイズ:29.6×20.8cm ソフトカバー 215ページ
[状態説明]
- 美本
- 古本としては標準的な状態
- 多少の経年劣化(ヤケ・シミ等)はあるが、発行年を考えると許容できる範囲
- 状態は良くないが、通読には支障のないもの