[編者] 東京都庭園美術館
[出版社] 東京都歴史文化財団東京都庭園美術館
[発行年] 2008年
[状態] B　表紙少スレ
[コメント] 通信手段や交通の発達、生活の近代化、女性の社会進出など、今に至る近代生活のはじまりであった1930年代当時の東京の風景を写し取った絵画、写真、絵葉書などにより、東京の都市生活文化を幅広く紹介すると共に、朝香宮邸の設計を担当した宮内省内匠寮の技師たちの仕事にも着目し、和風アール・デコ様式の卓越した仕事と、本場アール・デコの家具等からの影響を検証した展覧会の図録
目次
序　井関正昭
大東京の出発・1930年代　海野弘
カタログ
第1章　「1930年代・東京」
第1章-1
復興した大東京　絵画、写真、彫刻、工芸、書籍、絵葉書から
コラム　1930年代東京展望　山口廣
コラム　フォトジェニックな都市、1930年代の東京　岡部友子
第1章-2
モダン東京　さまざまな形で街中に浸透したアール・デコ
コラム　街に出た芸術家　震災後の商業芸術とデザイン　千葉真智子
第2章　アール・デコの館(朝香宮邸)が生まれた時代
第2章-1
朝香宮邸竣工　宮内省内匠寮技術　権藤要吉の渡欧と帰国後の成果
コラム　朝香宮邸の建築　そのユニークさについて　鈴木博之
コラム　権藤要吉渡航日記　若き宮内省技手がみた欧米建築　牟田行秀
第2章-2
展覧会を通して学ぶ　モダンの紹介・受容
第2章-3
朝香宮家の1930年代　宮家の暮らし
コラム　朝香宮家の1930年代　宮家の暮らし　高波眞知子
1930年代の東京と朝香宮邸　それぞれに咲いたアール・デコの花　高波眞知子
朝香宮邸にみる装飾ディテール　宮内省内匠寮による意匠
用語解説/作家略歴
関連年表
主な参考文献
出品リスト

サイズ：25.7×18.6cm　ソフトカバー　284ページ