[編集] 和歌山県立博物館
[出版社] 和歌山県立博物館
[発行年] 2006年
[状態] B
[コメント] 熊野信仰の重要な拠点の一つである那智山と、その信仰を支えてきた那智地域の歴史を時代を追って明らかにし、重層的な信仰のあり方と、新興がさまざまに育んできた文化の広がりを紹介した展覧会の図録
目次
1章　聖地那智山への祈り
熊野三山の縁起と神仏
観音の浄土・那智山
経塚に込められた祈り
埋納された曼茶羅壇
2章　中世の那智山
社家の成立とその展開
広がる信仰
那智山周辺の生業
3章　信仰の重層性　那智参詣曼茶羅から見る
那智参詣曼茶羅の機能　本願寺と勧進活動
神仏習合の造形
参詣曼茶羅に描かれた信仰の場
4章　近世・近代の那智山
近世の那智山復興と整備
那智山と関わる村々
那智の火祭と那智田楽　扇会式の伝統
近代の那智山
5章　那智山周辺の文化　那智勝浦町の文化財
大泰寺の文化財
色川郷の文化財
6章　那智滝を描く　和歌山ゆかりの画人たち

概説　那智大滝と信仰のかたち　　大河内智之
資料解説
展示資料目録
参考文献一覧
協力機関・協力者一覧

サイズ：29.6×20.8cm　ソフトカバー　287ページ