[編集] 国立歴史民俗博物館
[出版社] 国立歴史民俗博物館
[発行年] 2014年
[状態] B　正誤表付
[コメント] 近年の研究成果によって明らかになった古代文字文化の姿を紹介した展覧会の図録
目次
プロローグ　文字が来た−中国から朝鮮半島、そして日本列島へ
1 文字による支配
1.権威と王命の伝達
コラム　刀剣からみた日本列島と朝鮮半島のつながり
2.時の支配−暦の導入
3.ヒトの支配−戸籍の導入
4.土地を占める−
コラム　新羅都城と日本都城
5.印の権威
6.「政の要は軍事」
7.生産と貢納
コラム　日韓の「ものづくり」の場における木簡
8.クラの出納
9.帳簿による管理
10.文書に埋もれて−多様化と形式化
2 信仰と文字
1.ホトケの教え
2.弔いと文字
3.経を写す
4.仏教をめぐる交流
5.カミホトケへの祈り
コラム　「守君舩人」墨書土器について
6.カミホトケへの誓い
特設　歴博の正倉院文書コロタイプ複製
コラム　正倉院文書の表裏の対応年表
3 文字と生活文化
1.書物の伝来
コラム　漢字世界のなかの歌−歌の環境
2.宮廷文化の開花
コラム　和歌を書いた木簡
3.地方の生活
4 文字を使いこなす
1.漢字を学ぶ
2.漢字で表す
コラム　万葉集の『戯書』
3.漢字を創る
4.木簡のカタチと素材
コラム　中国簡牘のカタチ
5 それぞれの道
1.漢字文化の新段階
コラム　「日本」の来歴
2.かなと印刷
コラム　「カラとコマ」　平安時代の異国
特設　中世の木簡−高麗船水中発掘
エピローグ　文字文化交流の担い手

主要参考文献
展示資料一覧
朝鮮半島の遺跡地図
日本列島の遺跡地図

サイズ：29.6×20.9cm　ソフトカバー　247ページ