[編集] 竹中労
[出版社] 三一書房
[発行年] 1990年
[状態] C　ジャケット付・背ヤケ・少シミ・少イタミ　天シミ
[コメント] 雑誌「新青年」を舞台に幻想、怪奇な画風の挿絵を描いて一世を風靡した天才画家・竹中英太郎の画集。
目次
序　井家上隆幸
残雪、竹中英太郎逝く　竹中労
1　残酷美術館
『新青年』への登場
英太郎の全盛時代
正史と英太郎
汎・エロティシズム　埴谷雄高
ふしぎな因縁　吉行淳之介
パブロ　英太郎の幻　五木寛之
夢の扇　大島渚
焼かれた少女像　近藤俊昭
堕落美　鈴木清順
2　愛しのドグラ・マグラ
夢野久作画廊　絵ダケガ見エル風景
大江春泥作品画譜
乱歩、大いに怒る
満州時代の断片
まぼろしの『祇園祭』
『ドグラ・マグラ』のイメエジ
竹中英太郎私記　寺島珠雄
埋もれてはならぬ画家　八木昇
時代の中の出会い　尾崎秀樹
でっかい手　御木平介
英太郎先生の膝まくら　凡天太郎
逢いたかった人　加太こうじ
入魂の絵師　矢崎泰久
画集に添えて　竹中英太郎
百怪、我が腸ニ入ル　樹木希林
遺影・1987年秋
英太郎の仕事場
3　夢のパノラマ
映画『戒厳令の夜』のための創作
マルレーネ・ディートリッヒの肖像
ディートルッヒと英太郎
戦前の色彩画
英太郎とレタリング
『エライ人を斬る』他
日本禁歌集
おきなわ幻花行
末期の作品
遺品
リベラリストの思い出　新野慶次郎
竹中英太郎懐古展によせて　鹿野琢見
露命の一万円札　備仲臣道
砂絵の人　深澤晴朗
寄稿辞退の弁　末木宏
海坊主のいたずら書き　笹本吾郎
父と子　高室陽二郎
雑踏の散歩者　杉村爽
妖僧・ラスプーチン　中山典村
甲府、みぞれる　伊藤映二
お礼の言葉　竹中つね子
解説
自らにだけは、恥なく　高橋康雄
わが父なるE・T　藤川治水
竹中英太郎画譜
あとがき　竹中労

サイズ：26.5×18.8cm　ハードカバー　173ページ