カート
ご利用ガイド
お問い合わせ
 
ユーザー
絞り込む
カテゴリーから探す
ご利用内容から探す
 

死なないために/TO NOT TO DIE 荒川修作/マドリン・ギンズ  

死なないために/TO NOT TO DIE 荒川修作/マドリン・ギンズ
   
[著者] 荒川修作,マドリン・ギンズ,三浦雅士 (翻訳)
[出版社] リブロポート
[発行年] 1988年初版
[状態] C ジャケット付・上部イタミ・ヤケ
[コメント] 美術家・荒川修作とマドリン・ギンズによる散文集。
目次
空虚は出来事であり方法である
さまざな姿で現われるエネルギーでできた土地
《場所の虚構》の世界は
何かするということは空虚でできている
空虚なしに感覚はありえない
何かをするということは。その一部が
どのように特定された領域でも、どこかは
自身を空虚として知覚すること
知覚することを感ずること・・・
行為でつくられた器
《つねにそしてない》が何かを意味するとき
《場所の虚構》がそれ自身・・・
何かするということの大部分は、散漫で
行為の輪郭を厳密に描きあげようとする意識の状態に
すなわち、感覚の共同作用が空虚のなかで
いずれにせよ、共同作用者は
《私》という領域、そしてそのほかすべての
瞬間的に、また、繰り返し、空虚は
明白に方向を変えること
明白。焦点への距離
かつての空虚に属するものがあった以前でさえも・・・
蝶番だらけのもの、切り閉じられたもの
切り閉じはどこにでもある
いたるところにある(質量エネルギーの)切り閉じは
出来事が繰り返された結果生じる群は
濃淡のさまざまな綾は、このようにして
出来事の連続が濃さを決定する
濃淡のさまざまな綾を調和させながら
空虚と場所の虚構が一緒になった状況が
切り閉じであるものを通じて、感覚は
切り閉じる・でたらめに、不公平に
幾何学は、偶然、空虚に隣り合わせ
隣り合うもの同士、すなわち場の網目
何であれ何かするということは
ところでしかし広がった盲滅法の
それ自身、すなわち
それぞれが組み立て直されたあとに
広げられたそれ・・・のn配列/の配備
何らかの世界
最初のかたちが姿をなす直前には
全身が知覚であるときでさえも
場所の虚構は確かめうる次元をもっていない
続けて存在しているという感覚は
一般に、空虚は、場所の虚構によって
すべての時空は破片からはじまる
時空へと、あるいはまた時空として
すべての時空は破片として進行する
場所の虚構。この、それ自身の距離をもたない
生成する空間と、空間
虚構の、だが事実の
場所の虚構において
ありうつかたちを較べるという、つまり
かたちづくられる空間
距離の(あるいはほとんどすべてのものの)遊戯
場所の虚構は あるときは強めるものであり
距離の織物、すなわち空間は
生成する時空。同意するほどにも厚く

言語:日英併記 サイズ:21.8×15cm ソフトカバー 119ページ

[状態説明]

  1. 美本
  2. 古本としては標準的な状態
  3. 多少の経年劣化(ヤケ・シミ等)はあるが、発行年を考えると許容できる範囲
  4. 状態は良くないが、通読には支障のないもの