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字本 A Book of Letters and Characters  

字本 A Book of Letters and Characters
   
[著者] 廣村正彰
[出版社] ADP
[発行年] 2009年
[状態] B 帯付 ジャケット付
[コメント] デザインに必須の「字」について、平明な解説とヴィジュアル表現を駆使し解き明かした書籍。
目次
凡例
字とは
ことばと言語は、同じじゃない。
字は最もすぐれた、ことば。
字で曖昧がカタチになる。
読まれるまでは、ただの線。
そして黒い線だけが残った。
大きければ、読みやすい?
「次を読め」と字が眼を誘う。
アクセントが違っていても、字はひとつ。
字と脳
脳の情報整理から字が生まれた。
読む時は、ふたつの脳が動く。
右側に置くと、読みやすくなる。
脳が線から字を解読していく。
線は読まない。意味を読む。
追っているのは、字ではなく意味。
「読める」と「分かる」は違う。
線が文に、一瞬に変化する。
理想の形とは、脳の描くイメージ。
字と眼
眼にあわせて、字は進化した。
字は消えて、意味だけが残る。
形の分だけ、見る眼を持っている。
はっきり読めるのは、5度以内。
「わずか」を見分ける、「わずか」な角度。
画数を減らすより、黒地に白字が大事。
傾きを見て、字を見分けている。
ひとつの字のために、多くの眼。
一眼はワンフレーズを3度読む。
「見る」は素早く、「読む」はじっくり。
字が眼の能力を引き出してきた。
字と手
字が新しい指の使い方を生んだ。
利き手は「分かる」とつながっている。
書くために、すごい能力が働いている。
字は手で憶えると忘れない、直せない。
字の始まりは手。進化させたのも手。
字と耳
字は眼だけではなく、耳でも読む。
正しい意味は、耳が判断している。
字を読むことは、音を聞くこと。
字と美
機能の字の先にある、 美しさを求めて。
その美しさに右脳と左脳が眼を見張る。
読みにくくすることで、 読みたい本能を刺激。
デザインで字からイメージがふくらむ。
字の役割を超える、新たな字の世界がある。
字のつながり字の広がり一古代から現代へ
参考文献
図版クレジット
人間の本能の傑作「字」 その仕事ぶりを追って

サイズ:25.7×19.2cm ソフトカバー 200ページ

[状態説明]

  1. 美本
  2. 古本としては標準的な状態
  3. 多少の経年劣化(ヤケ・シミ等)はあるが、発行年を考えると許容できる範囲
  4. 状態は良くないが、通読には支障のないもの