[著者] 藤本康雄
[出版社] 中央公論美術出版
[発行年] 2001年
[状態] B　函付・少シミ
[コメント] 13世紀のフランスの建築家、ヴィラール・ド・オヌクールが遺した『画帖（アルバム、スケッチブック）』を図像学的に究明した研究書。
目次
第3部　ヴィラール・ド・オヌクール画帖研究の展開
第7章　ヴィラール画帖の内容解題追補
石工事とエンジン関連図柄
木工事関連図柄
聖堂部分関連図柄
家具・道具関連地図
第8章　ヴィラール画帖と中世建築作図法
ヴィラール画帖図柄の格子上分類配列
ヴィラール画帖の内容分別と曲線描線法
ゴシック工匠建築家の図面作法
ヴィラール画帖ランの塔図に見る作図法
第9章　西洋中世の建築・都市平面に見るローマ尺用法
歴史上に見る建築尺度の比較分析
ヴィラール画帖と関連地域諸聖堂のローマ尺用法
ローマ尺とその派生尺
第10章　ヴィラールの職能と画帖に見るウィトルウィウス的要素
ヴィラールの職能再考
近年のヴィラール評価と中世建築家観
H・W・クルフトの『建築論の歴史』におけるヴィラール画帖の位置づけ
ヴィラール・ド・オヌクール画帖とウィトルウィウス
結章　ヴィラール・ド・オヌクールの建築家像と画帖の建築書的意義
再びヴィラールの建築家像について
C・F・バーンズの建築家ヴィラール否定論
工匠建築家ヴィラールと建築家ウィトルウィウス
建築書としてのヴィラール画帖
結語
註
参考文献
付図引用文献
索引

サイズ：26.5×18.6cm　ハードカバー　261ページ