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日本の中世文書 機能と形と国際比較  

日本の中世文書 機能と形と国際比較
   
[編集] 国立歴史民俗博物館
[出版社] 国立歴史民俗博物館
[発行年] 2018年
[状態] B 正誤表付
[コメント] 内容よりも見た目の「形」、すなわち様式と、なぜそのような形になったのかという「機能」の問題を中心に、日本の中世文書を通史的・総合的に紹介した展覧会の図録
目次
図版
プロローグ 口頭伝達と文書
第1章 古代の文書
(1)公式様文書-詔・勅、符・解・移-
(2)公式様文書の変形
(3)個人の上申文書-古代の書状様式文書-
第2章 中世の文書へ
(1)手続き文書の公文書化-宣旨・口宣案-
(2)下文の系譜
(3)書礼様文書の機能拡大と奉書-論旨・院宣・令旨-
第3章 武家文書の様式
(1)鎌倉幕府の発給文書-下文・政所下文・下知状・御教書-
(2)室町幕府の発給文書-御判御教書・御内書・下知状・奉書-
(3)軍忠状
第4章 契約と社会集団
(1)売券の世界
(2)譲状と置文
(3)起請文と社会集団
(4)寺院の文書
(5)公家の家伝文書-広橋家-
1.改元関係の資料
2.口宣-年号勘文の勘申者指名-
3.口宣案の作成過程
4.論旨-日常政務の文書として-
5.興福寺継摩会の勅使と文書
6.日記と挿入された文書
7.宣命の作成と伝達
8.位記と中国の告身
第5章 書状と印判状
(1)天皇の自筆書状
(2)戦国大名の書状と印判状
1.書状様式の中の公と私
2.豊臣秀吉の書状と朱印状
3.北条氏と千葉氏・里見氏の文書
(3)戦国期の社会と文書
1.掟書
2.庶民の印
3.古文書の料紙について-雁皮紙と竹紙-
(4)江戸幕府の文書
第6章 外交の文書とアジアの文書
(1)明の皇帝文書・官文書
(2)朝鮮の国王文書・官文書と外交文書
(3)琉球の国王文書と外交文書
(4)東南アジア・ヨーロッパへの外交文書
(5)安南(ベトナム)の文書
(6)イルハン朝(イラン)の文書
エピローグ 近現代に受け継がれた文書の形

解説と釈文
プロローグ 口頭伝達と文書
第1章 古代の文書
(1)公式様文書-詔・勅、符・解・移-
《解説》「大伴家持自著の太政官符」
「唐の文書と日本の文書」
(2)公式様文書の変形
《解説》「中国の古文書と古文書研究(古文書学)について」
(3)個人の上申文書-古代の書状様式文書-
《解説》「書儀について」
第2章 中世の文書へ
(1)手続き文書の古文書化-宣旨・口宣案-
《解説》「宣旨と中世文書」
(2)下文の系譜
《解説》「『下』の変容」
(3)書礼様文書の機能拡大と奉書-論旨・院宣・令旨-
第3章 武家文書の様式
(1)鎌倉幕府の発給文書-下文・政所下文・下知状・御教書-
(2)室町幕府の発給文書-御判御教書・御内書・下知状・奉書-
(3)軍忠状
第4章 契約と社会集団
(1)売券の世界
《解説》「韓国の文書とその背景」
(2)譲状と置文
(3)起請文と社会集団
《解説》「現代に伝承される牛玉宝印」
(4)寺院の文書
《解説》「中世寺院の構造と意思決定-東大寺の場合-」
(5)公家の家伝文書-広橋家-
1.改元関係の資料
2.口宣-年号勘文の勘申者指名-
3.口宣案の作成過程
4.論旨-日常政務の文書として-
5.興福寺継摩会の勅使と文書
6.日記と挿入された文書
7.宣命の作成と伝達
8.位記と中国の告身
第5章 書状と印判状
(1)天皇の自筆書状
(2)戦国大名の書状と印判状
1.書状様式の中の公と私
《解説》「文書名をどう付けるか」
2.豊臣秀吉の書状と朱印状
3.北条氏と千葉氏・里見氏の文書
(3)戦国期の社会と文書
1.掟書
2.庶民の印
3.古文書の料紙について-雁皮紙と竹紙-
《解説》「顕微鏡を用いた古文書料紙の自然科学分析」
(4)江戸幕府の文書
《解説》「『アジア標準』の印判状」
第6章 外交の文書とアジアの文書
(1)明の皇帝文書・官文書
《解説》「公印を日付のどこに押すのか?」
(2)朝鮮の国王文書・官文書と外交文書
《解説》「日本と朝鮮の往復外交文書」
(3)琉球の国王文書と外交文書
《解説》「日本と琉球の往復外交文書」
(4)東南アジア・ヨーロッパへの外交文書
《解説》「日本と東南アジア・ヨーロッパ諸国の往復外交文書」
(5)安南(ベトナム)の文書
《解説》「安南日越外交文書概説」
(6)イルハン朝(イラン)の文書
《解説》「イルハン朝の文書について」
エピローグ 近現代に受け継がれた文書の形

主な館蔵資料群について
資料一覧
参考文献
要旨(英語、韓国語、中国語)

サイズ:29.8×21cm ソフトカバー 313ページ

[状態説明]

  1. 美本
  2. 古本としては標準的な状態
  3. 多少の経年劣化(ヤケ・シミ等)はあるが、発行年を考えると許容できる範囲
  4. 状態は良くないが、通読には支障のないもの